むぎょうの受験体験記

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浪人生活を記録していくブログです。

【条件英作文③】東大入試から学ぶ条件英作文(イラスト問題)

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おはようございます、むぎょうです。

 

今日ふとした折に百田尚樹さんの「永遠の0」を思い出しました。

記憶にある限りで一番最初に読んだ小説がそれで、僕は当時中1でした。

それまで活字に触れる機会があまりなかったのであのボリューミーな小説を読むのは大変でしたが、夜中に最後まで読みきって感動して泣いたのは忘れられない思い出です。

それ以来活字耐性が付いたので、どの本でも読めるようになり読書の楽しさを覚えました。

彼の本に出会えて良かったと、心の底から思います。

皆さんは最初に読んだ小説って覚えてますか?

 

前置きが長くなりましたね(^_^;)

今回から今までと違いSpecificな内容を扱います。

いきなりですが東大過去問を解きましょう!

 

 

イラスト問題①

 

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東京大学(2015)

 

初めてこれ見たときは「は??(怒)」って思いました笑

「何書けばええねん!!!!?」「思うことなんてねーよ!」

迷いに迷った挙げ句「彼女(彼でもOK)が持っているのは鏡ではなくスクリーンだ!」って書きました。

バカですね。

 

「あなたが思ったこと」といっても、自由に書いて良いわけではありません。

何度も言いますが、条件英作文全ての問題に共通して重要なのは「問題文をよく読み、出題者が求めていることを書くこと」です。(再掲)

 

イラスト問題は絵に書かれた「具体的な状況」を「一般的な事柄」に昇華させることが求められています。

それにはまず、誰が答案を読んでも同じイラストをイメージできるようにまとめましょう。

 

今回であれば「鏡に映っている顔が笑っていることに驚いている」、、ではおかしいですよね。

イラストを見てない人が読むと、「なんで驚いているんだろう?」と疑問を抱くでしょう。

客観的な視野を持っていれば「自分の表情と鏡に映っている表情が違っていて驚いている」と書けるはずです。

 

次に絵の状況を一般化します。

イラスト問題は、絵から哲学的な内容を抜き出すのが王道です。

ここで答案の内容として

  1. もし自分に同じことが起こったら…自分も驚くだろう、その夜眠れないだろう
  2. 人には2面性があり…普段は片方に気づかないものだ

の2種類があるとします。

東大の採点官にどちらがインパクトを与えれるかなんて、自明ですよね笑

もちろん2です。

「思ったことを書け」問題では、内容的に高尚なもの、面白いものほど高評価が得られるのは当然でしょう。

東大側もそういう答案を書ける人を取りたいと思っているはずです。

 

では今回の答案例です。

The girl in this picture, who is looking into the mirror, is surprised because her own reflection has a totally different expression from her own, with one eye closed and sticking her tongue out. This rather surrealistic picture reminds me of one thing: most people have two faces, one they show to society, and the other only they can see. We usually unconscious of this true inner self, and it would be horrifying to actually see it. (77 words)

 

青字で書かれた部分がイラストの描写、赤字が答案のメインテーマです。

 

 

イラスト問題② 

 

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東京大学(2016)

 

僕はこの問題を見たとき、「知ったこっちゃねーよ、バーーカ!」って逃げました(・・;)

 

通常の" What do you think of X? "問題では、" agree, disagree "、" good, bad "といった評価を求められます。

今回はそもそも評価が不可能だから難しいのです。

では評価が不可能なものについて意見を求められた場合の対処法を紹介します。

  1. 論点を1つに絞る
  2. 枠組みから抜ける、枠組みを広げる

 

1,論点を1つに絞る

答案をつくるには、「思う」の対象を決めなければいけせん。

今回であれば「猫」ではなく「視覚のトリック」「視点によるものの見え方」でしょう。

 

perspective(遠近法)という表現を知っていれば書きやすいでしょうが、知らなくてもkind of visual illusion with a distanceやa illusion which makes the thing appear too big or too small from its real sizeと言い換えて逃げることも可能です。

 

2, 枠組みから抜ける、枠組みを広げる

一般論ですが、思考が堂々巡りしてしまう、枠の中にはまって出れないときは、その枠から抜け出すことを考えましょう。

考えられる手段は2つ、

  1. 別のものに適用してみる
  2. 枠そのものを広げる

のどちらかです。

1なら「自分の経験に結びつける」「同じことが適用される他の事例を考える」など。

2なら「より一般化して考える」でしょう。

 

もちろんイラストを見た瞬間に何か「思った」ならそれを素直に書けばいいですが、何も思いつかないときに上記の方法論を1つや2つでも持っていると心強いですよね。

ここまで読んだ皆さんなら「猫が可愛い」「猫が小さく見えて面白い」といったレベルの「感想」では、評価されないことは理解しているでしょう。

 

では今回の答案例です。

At first sight of this picture, my reaction was, " What a small cat! " Then, I began to suspect it might be a huge mouse. I finally realized that the special perspective had caused all the wrong impressions. This reminds me of how misleading our visual impressions can be. How some things appear to us is determined by how we see it, and perspective plays a decisive role in the process of forming an impression, whether it's right or wrong. (78 words)

 

対処法1として、「特殊な視点のせいで対象を見誤った(猫にもネズミにも見えた)」というポイントに絞り込み、2としてそれを「視覚全般」にまで一般化して「見方によって印象がいかに変わるか」という論にまで広げています。 

 

「指で猫を掴んでいるように見える」ことに関連付けて、SNSによく上げられている写真のように、SNSと関連付けても面白いかもしれません。

 

イラスト問題の解法

 

イラスト問題は練習しないと点が貰える答案は作れません。

これから挙げるポイントを意識した答案作りを身に着けましょう。

 

1,客観的な描写

まずは全体の背景描写を簡潔に、次に細部の描写をしていきます。

その際5W1Hと、自分の答案を読むだけで問題文のイラストが再現できるかを意識しましょう。

 

2,主観的な解釈

イラストのメッセージ、オチを生き生きとまとめる。

 

意識すべきはこの2点だけです。

 

答案に書く動詞の時制としては、

イラスト中の動作は、状態動詞は現在形、動作動詞は現在進行形で。

イラストよりも前の動作は、過去or現在完了形でまとめましょう。

 

今回は以上です。おつかれさまでした!

前回よりも難易度は高いと思います。

「問題文をよく読み、出題者が求めていることを書くこと」

これを意識して、乗り越えましょう( ´∀`)b