むぎょうの受験体験記

むぎょうの受験体験記

浪人生活を記録していくブログです。

「春琴抄」で艶やかな日本語と戯れる

f:id:ARBmugyou:20190614232739j:plain

 

こんばんは、むぎょうです。

 

〜師匠を想い、弟子が自分の目に針ぶっ刺して失明するエキゾチックな恋物語

春琴抄」を読んだことない人のイメージってこんな感じでしょうか?

 

話の詳しい内容が知りたい方は、下に貼ってある記事がオススメです!

このブロガーはドMなようで、その切り口、エロさで作品を紹介してるのが面白い(^o^)

 

www.nanakorobiyaoki-sui.com

 

この方は春琴抄のことを「妄想の文学」と考え

あの美しく、恐ろしく、気位の高い春琴様がどんな経緯で佐助に体を許したのか?それも彼女のワガママな遊びの一つだったのか?とか色々妄想が膨らんでしまいます。

春琴抄マゾヒズム的なところも、妄想文学的な側面も、ほんとエロいと思います。若い頃は親や親戚に(しかも大抵は本を読まない人たちに)、ラノベなんかやめて純文学を読みなさいって言われたけれど、純文学の方がよっぽどヤバイ。倒錯的で美しくて、とても性的。

 という風に春琴抄のエロさを的確に捉えています(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

 

春琴抄の楽しみ方

 

今回は読書感想というより、春琴抄をどう楽しむかって話です。

 

基本的な本を味わう方法は4つ。

  1. 読む(王道)
  2. 聴く(読み聞かせ)
  3. 話す(素読
  4. 書く(メモ)

これは所謂、Reading, Listening, Speaking, Writingという言語を学ぶ基本的な4技能を指します。

ここでは「相手に書評する」「意見を交換し合う」を例外とします。理由は僕がボッチだからです(`;ω;´)

春琴抄は実写化されているそうなので、それを観て楽しむってのもアリですね!

 

1,春琴抄を読む

手事の旋律は鶯の凍れる涙今やとくらんと云う深山の雪のとけそめる春の始めから、水嵩の増した渓流のせせらぎ松籟の響き東風の訪れ野山の霞梅の薫り花の雲さまざまな景色へ人を誘い、谷から谷へ枝から枝へ飛び移って啼く鳥の心を隠約の裡に語っている生前彼女がこれを奏でると天鼓も嬉々として咽喉を鳴らし声を絞り絃の音色と技を競った 。

 

漢字の慎み深さと古典的な艶かしさが絶妙に混ざりあい作品が芸術の域に達してますよね。

文字を追うだけでエクスタシーを感じるような……

 

2,春琴抄を聴く

音源は色々あるのですが、僕はYoutubeでの朗読を愛用しました。

www.youtube.com

 

再生速度を簡単に変えれるのがいいですよね。

初めは1.5倍速で聞いて、慣れたら2倍速で見るのをオススメします。

これで大体100分……たった100分で春琴抄を味わえるんですよ!!

 

渋い声で読まれる春琴抄は格別ですね。

舞台である大阪の鮮やかな情景が浮かんできます。

 

「本がない」「読む時間がない」という人は家なり電車で聴いてみてください!

 

3,春琴抄素読する

齋藤孝さんの「語彙力こそが教養である」という本に

アウトプットと同時にインプットするのが素読なのです。

(中略)

谷崎の作品を音読すると、日本語の可能性と奥深さに感じ入る文章にたびたび巡り会えます。

とあったので春琴抄の一部を読んでみました。

 

淀屋橋筋の春琴の家の隣近所に家居する者はうららかな春の日に盲目の女師匠が物干台に立ち出でて雲雀を空にげているのを見かけることがしくなかった彼女のにはいつも佐助がに鳥籠の世話をする女中が一人いていた女師匠が命ずると女中が籠の戸を開ける雲雀は嬉々としてツンツン啼きながら高く高くって行き姿をの中にする女師匠は見えぬ眼を上げて鳥影を追いつつやがて雲の間から啼きしきる声が落ちて来るのを一心にれている時には同好の人々がめいめい自慢の雲雀を持ち寄って競技に興じていることもある。

このように句読点が少ないのが特徴で、素読するのも大変です。

そこでまず、春琴抄を聴くことを薦めます。

ビックリするくらいスラスラ読めるようになりますよ(^。^)

プロが朗読するときの文の切り方、息遣い、イントネーションが頭にリズムとして刻み込まれるからかな?

 

振り仮名は文章に書かれていますが一部書いてない(恐らく読めて当然の漢字)部分もあるので、音源を聴きつつ振り仮名を書き込むのもアリですね_φ(・_・

 

4,春琴抄をメモする 

春琴抄を全文模写するとか狂気の沙汰なのでやりませんが、気に入ったフレーズ、言い回しをメモするのも良いですね。

実のある日本語勉強になると思います。

 

僕は面倒くさかったので本に直接ライン引っ張って印を付けました。

新潮文庫から出版されている「春琴抄」には青空文庫にはない注釈が付いているので、学ぶ所も多かったです(。 ・ω・))

 

 

もっと語彙を増やしたい

 

結局はここ。

目標はないですが、使える語彙を増やすことで頭が良くなると思うんですよね。

それは巡り巡って今の受験勉強やこれからの人生にプラスに働くと思います。

 

てことで太宰治の「走れメロス」や「駆け込み訴え」、夏目漱石の「草枕」や「坊っちゃん」をブックオフで買ってきました。

谷崎潤一郎の「細雪」も読んでみたいなぁ。

あ〜〜でも前に図書館から借りてきた本まだ読んでない……。

 

てか受験勉強しなきゃ。。

「読書してて気付いたら2浪しました」とか笑えねぇ。

 

まあ今日はこの辺で、じゃねばい(^^)/~~~