むぎょうの受験体験記

むぎょうの受験体験記

浪人生活を記録していくブログです。東大理一志望。

【私見】問題集の選び方

勉強の量と質どちらが大事かと言われたら、僕は迷いなく質を選びます。

理由は、無駄な勉強をしたくないから。

 

誰だって200問中150問解ける問題が載っている問題集より、200問中150問解けない問題が載っている問題集の方に解く価値を感じるでしょう。

ただしその問題集を解くにあたって、基礎が身についてる人とそうでない人では、前者の方が圧倒的に吸収率が良いのは自明です。

 

無駄な勉強を避けつつ、基礎と応用のバランスがとれた自分に合った問題集を選ぶ。

今回はこの受験の重要なファクターについて、今更ながら考察してみました。

 

問題集に求める4(+1)つのパラメーター

 

本屋さんに行くと多種多様な問題集が揃えられていますよね。

「信頼のロングセラー」「難関突破のエッセンス」「センターはここからでる!!」など色々なキャッチフレーズがありますが、あれを見るとイライラしてきます。

受験が商売化されたがために、低級な問題集でさえ売れようと必死ですから、本当に価値ある問題集が見え難くなっている。

 

これは現代の情報化社会と共通していますが、間違った情報を選んでも誰も責任を取ってくれません。

質の悪い問題集を選んでも出版社は何知らぬ顔ですよ。

ネットリテラシーのように、僕たちも問題集を選ぶ目を身につけなくてはいけません。

 

そこで、価値ある問題集を正しく選択できるパラメーターを考えてみました。

今使っている問題集が大丈夫か、ぜひチェックしてみてください。

  1. 網羅性(=量)
  2. 難易度(=新規性)
  3. 解説の分かりやすさ
  4. 受験生の支持率

 

1と2はその人の学力レベルに依存します。

3と4は客観的な指標です。

1と4は他人に聞いたりネットで調べないと分かりづらいと思います。

 

特に「網羅性」は現役生だと分かりにくいのではないでしょうか。

本や他人の口コミ、ネットでのレビューを参考にして、その一冊でその教科が完結できているかを判断しましょう。

網羅性が高いほどその一冊で勉強が完結しやすいので他の問題集に手をつけなくても済み、効率的に勉強できるようになります。

 

2の難易度は、センターレベルと難関大学レベルで分けます。

この2つを兼ね備えた問題集を僕は見たことないです。

それぞれのレベルの問題集を1冊ずつ用意すれば十分でしょう。

ただし塾の例題はセンターレベルなので、塾に通っている人はセンターレベルの問題集はいらないと思います。

大抵の難関大学レベルの問題は基礎の組み合わせに過ぎないですが、それを解くことで基礎を身につけることは勧められません。

あくまで難関大レベルの問題は基礎の使い方を学ぶのであって基礎を1から学ぶものではないからです。

 

3は問題集に向かうモチベーションにも影響します。

解説が分かりやすいとサクサク問題が進むので気持ちがいいですよね。

逆に分かりにくい解説はストレスが溜まるので毒でしかないです。

ただし世間的に評価の高い問題週の解説が分かりづらい人は、単に基礎が身についてない可能性が高いです。

誰にとっても解説が分かりにくい問題集というのは、ページ数の問題で解説が詳しく載せられないか、書いてる人のレベルが低いかのどちらか。

 

4ほど問題集選びで信頼できるパラメーターはないでしょう。

結局は人にやれと言われたものを素直にやるのが1番です。

自分の第1志望校に合格した先輩方が使っていた問題集を踏襲するのが最短だと思います。

 

2種類の学習方針

 

現役生の頃は見えなかったですが、受験知識には矛盾や無理が多いです。

大体は大学に入ってからその矛盾を正しい方向に矯正されますが、一応受験につきものの矛盾を解決できる、大学レベルの勉強を受験レベルに落とし込んだ参考書や問題集はあります。

ですが、その勉強が正しいことと受験に最適であるかは別問題です。

 

イメージになりますが、一本の柱を想像してみてください。

この大学レベルの正しい勉強法は柱が太くて中がスカスカって感じですが、最適化された受験勉強は細いですが中がぎっちり詰まった柱です。

 

幅広い知識を身につけるか、狭く強固な知識を身につけるか。

前者は理想ですが、結局は後者の知識が受験に最適です。

それは単純な理由で、大学が作る入試問題がその知識を要求しているから。

 

僕はつい最近までこの2種類の知識のギャップに苦しんでいましたが、結局は効率主義が最強!!っていう結論に達しました。

閑話休題……

 

問題集は恋人

 

その問題集を信頼できるかどうか。

これは隠れたパラメーターと言うべきでしょうか。

僕が最も大事にしている指標です。

 

僕は「この問題集より自分に合った問題集が他にあるんじゃないか」と思ったら直ぐにその問題集に対するやる気が冷めます。

だって無駄なことをしたくないから。

僕が教材を恋人だと思うのはそこで、「これしかない!!」と思えるような問題集に出会えたら夢中になり、「これよりも良い問題集があるのでは?」と思ったら急激に熱が冷めます。

 

大体普通に考えて、信頼できない参考書に時間を費やすほど僕たち受験生の時間は安くないですよね。

問題集は大事なパートナーです。

受験本番、病めるときも、調子の良いときも、僕たちのメンタルや知識を支えてくれる問題集を手に入れましょう(今更)。